「納骨」とは、文字通り骨を納めるという儀式です。葬儀を終えたらお墓に故人をまつりますが、納骨式の時期は特別決められていません。既にお墓が準備されている場合は、火葬後すぐに納骨することもありますが、しばらくの間、遺骨を自宅などにおいておく場合もあります。
・納骨式
納骨式は、僧侶などを招き近親者やごく親しい友人などを中心に行うものです。納骨式のあとは軽い会食を用意して、故人を偲ぶことが多いです。納骨の日程や時間が決まったら、事前にその旨を、墓地の管理事務所や石材店に連絡します。
尚、納骨には埋葬許可証と印鑑が必要です。埋葬許可証は一般的には、火葬場で遺骨の入った骨箱に入れてくれるものです。
納骨が終わったら、お寺や霊園の施設、ホテルなどで、僧侶と参列者を招いてもてなします。僧侶には「御布施」「御車代」「御卒塔婆供養料」を、会食を辞退される場合は、「御膳料」(五千円から一万円が目安)を包み、墓地関係者には心づけを渡します。
・神式、キリスト式の埋葬式
神式の神葬祭では、本来は火葬当日に埋葬するのが習わしです。
諸事情により埋葬できないときは、一時自宅に安置し、五十日祭の折などに埋葬祭を営みます。遺骨を墓所に納めて、神官の祭詞奏上、参列者の玉串奉奠を行いますが、墓所の遺骨に参列者が一握りずつの土をかけることなども行われます。(よく洋画の1シーンで見かけます)
キリスト教式でも、最近は一ヵ月後の記念日の頃に埋葬することが多いようです。埋葬に当たって、カトリックでは、まず墓を神父が祝福して祈りをささげます。またプロテスタントでは、牧師が祈りをささげて、聖書の朗読などを行います。
・「納骨堂」という形式
都市部の墓地の需要が増して簡単に購入できなくなったことや、核家族化の影響で死後を託す人がいないということもあり、あえて家のお墓を作らずに納骨堂を選ぶ人も多くなりました。
また、適当な墓地が見つかるまでの間、遺骨を預かってもらう為、一時的に利用することもあります。
納骨堂には公営納骨堂、民営納骨堂、寺院納骨堂があり、公営や民営のものではロッカー式や棚式、寺院のものでは仏壇式などです。大きさにしても家族用のものや夫婦用のものなど、各種そろっています。
費用の面では、使用料と管理費がかかり、賃貸に誓い契約のため、途中値上げも考えられます。納骨堂の運営にも違いがあり、三十三回忌くらいまで遺骨を安置し、そのあとは他の遺骨と一緒に合祀するこおつあ、土に返すmなどいう方法もとられます。
・埋葬式の順序
1.骨壷を墓所に納める
2.卒塔婆を墓石後方に立てる
3.墓前に生け花や線香を供える
4.僧侶が読経する
5.参列者一同が焼香する
が一般的です。